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公募・コンクール


読売国際漫画大賞

近藤日出造賞
KONDO Hidezo Prize
自由部門(Free)
 
「無法地帯」
緑川 ヒロユキ 56
(東京都町田市)
MIDORIKAWA HIROYUKI
(JAPAN)
イラスト

〈略歴〉1949年、福島県石川町生まれ。69年、近藤日出造氏らが作った東京デザインカレッジ(当時)漫画部卒。プロとして4コマ漫画を手がけ、スポーツ紙に「くんずほぐれつ」を連載中。読売国際漫画大賞では第20回に特別賞、第23回に優秀賞。

◆“開かずの踏切” 1コマで面白く
顔写真

 〈受賞して〉雑誌編集者や家族に支えられて、若いころに授業を受けたことがある近藤先生の賞を受賞できた。1時間に数十秒しか開かない踏切のナンセンスぶりを面白く描け、手応えはあった。4コマ漫画で食べてきて、1枚ものの作品はあまり描いたことがなく難しいが、今後も挑戦していきたい。

◆重いテーマ軽妙な仕立て
 〈寸評〉犯罪の多発、警察の検挙率低下などを、開かずの踏切という今日的な話題にかけて濃厚に風刺した。重いテーマを軽い笑いに仕立てたのは作者の絵とデッサン力の勝利。1枚の絵で多くのドラマが表現できる1コマ漫画の可能性を再認識させた。(水野良太郎)