第33回渋沢・クローデル賞が決まりました(2016年5月、6月)

日本とフランスに関する優れた研究や著作に贈られる第33回(2016年度)渋沢・クローデル賞(日仏会館・読売新聞社主催、在日フランス大使館後援、渋沢栄一記念財団・帝京大協賛)の日本側の受賞作が決まりました。本賞は該当がなく、特別賞に小門穂(こかど・みのり)氏(38)の「フランスの生命倫理法 生殖医療の用いられ方」(ナカニシヤ出版)と、森千香子氏(44)の「排除と抵抗の郊外」(東京大学出版会)の2作に決まりました。

仏側受賞作は、仏高等教育研究機関コレージュ・ド・フランスで非常勤講師を務めるマルタン・ノゲララモスさん(31)の著作「日本の村落社会におけるカトリック教と潜伏キリシタン(17~19世紀)」が選ばれました。作品では、江戸時代の禁教令の中、信仰を続けながらも一般社会に溶け込んで日常生活を過ごしていた隠れキリシタンの姿などを描きました。ノゲララモスさんは宗教社会史が専門で、パリ第7大で博士課程を修了。早稲田大に5年間留学した経験があります。