第32回渋沢・クローデル賞が決まりました(2015年6月19日)

「渋沢・クローデル賞」は、日本におけるフランス研究、フランスにおける日本研究の両分野での優れた著作や翻訳を顕彰します。1984年度(昭和59年度)に創設された歴史を持つ賞で、2008年度から読売新聞社が日仏会館と共催しています。賞の名前は、日本経済近代化の父といわれる実業家の渋沢栄一と、詩人で駐日フランス大使を務めたポール・クローデルにちなんでいます。

日本側の本賞に大森晋輔氏、仏側はフランク・ミシュラン氏

日本とフランスに関する優れた研究や著作に贈られる第32回(2015年度)渋沢・クローデル賞(日仏会館・読売新聞社主催、在日フランス大使館後援、渋沢栄一記念財団・ルイ・ヴィトンジャパン株式会社・エールフランス航空協賛)の日本側の受賞作が決まりました。本賞は大森晋輔氏の「ピエール・クロソウスキー 伝達のドラマトゥルギー」(左右社)、ルイ・ヴィトンジャパン特別賞は安藤裕介氏の「商業・専制・世論」(創文社)に、それぞれ決まりました。

 また、仏側審査会では、明治大学特任准教授フランク・ミシュラン氏(45)の著作「太平洋戦争直前の仏領インドシナと日本の南進」が受賞作に選ばれました。

 著作は、日本が仏領インドシナに進駐した1940年以降の史実に基づき、緊張をはらんだ日仏関係を分析しています。ミシュランさんは、パリ・ソルボンヌ大学で歴史博士号取得。専門は日本近現代史、国際関係史、軍事史。