文化・スポーツのために

1.文化振興の取り組み

読売日本交響楽団

読売日本交響楽団を通じて、クラシック音楽の素晴らしさを日本に広めています。読売日本交響楽団は、読売新聞社、日本テレビ放送網、読売テレビの読売グループ3社の出資で1962年(昭和37年)に発足。ストコフスキー、チェリビダッケ、マズア、ロジェストヴェンスキーら数多くの世界的な名指揮者が登場してきました。読響の実力は国内外に知られており、2015年のヨーロッパ公演でも高い評価を受けました。

大ホールでの演奏会だけでなく、がん診療連携拠点病院での「読響ハートフル・コンサート」、小中学校での「読響フレンドシップ・コンサート」、地域の中規模ホールでの「読売サロン・コンサート」といった活動にも取り組み、美しいアンサンブルを各地に届けています。傘下にオーケストラを持つ新聞社は、世界で読売新聞社だけです。

読売日本交響楽団HP

(C)読売日本交響楽団
(C)読売日本交響楽団

囲碁・将棋の公式戦

囲碁、将棋の国内最高位の公式戦を主催し、囲碁、将棋の振興に取り組んでいます。囲碁の棋聖戦(日本棋院、関西棋院、読売新聞社主催)は1976年(昭和51年)に、将棋の竜王戦(日本将棋連盟、読売新聞社主催)は1987年(昭和62年)に創設し、長い伝統があります。タイトル者を決める七番勝負は、毎年全国各地で行われ、地域の文化振興や活性化にも大きく貢献しています。

第42期棋聖戦七番勝負第4局で一力遼八段を破り、6連覇を達成した井山裕太棋聖(2018年2月)
第42期棋聖戦七番勝負第4局で一力遼八段を破り、6連覇を達成した井山裕太棋聖(2018年2月)
第30期竜王戦で、羽生善治棋聖が渡辺明竜王を87手で下し、「永世七冠」を達成した(2017年12月)
第30期竜王戦で、羽生善治棋聖が渡辺明竜王を87手で下し、「永世七冠」を達成した(2017年12月)

読売書法会

「読売書法会」は、書の普及と育成を目指し、1984年(昭和59年)、全国の書道団体と協力して創設されました。国内最大規模の公募展「読売書法展」を全国8都市で開催しており、毎年2万点を超える応募があります。企画展、傘下の書道団体の事業の後援など、幅広い活動を行っています。

書法会HP

「第34回読売書法展 東京展」の展示風景(東京都美術館)
読売書法展。東京展の展示風景(東京都美術館)

ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム

国内外のノーベル賞受賞者を招いたシンポジウムを全国数か所で開いています。1988年(昭和63年)に初めて開催し、2010年からは「次世代へのメッセージ」とタイトルを変えました。受賞者は講演やパネル討論を通じ、人類が直面する諸課題について、それぞれの専門分野を超えた幅広い議論を行い、将来を担う若者たちが知的な刺激を得られる機会になっています。

調査研究 ノーベル・フォーラム

山中伸弥・京都大学iPS細胞研究所長・教授(右)らが参加した2012年10月のフォーラム
山中伸弥・京都大学iPS細胞研究所長・教授(右)らが参加した2012年10月のフォーラム

夏の文学教室

「夏の文学教室」は、第一線で活躍する現役作家らによる連続公開講座です。日本近代文学館が1964年(昭和39年)に始めた伝統の講座ですが、読売新聞社はこれを単独後援し、文学振興に協力しています。

美術展

読売新聞社は、国内外の主要美術館やコレクター、研究者らと長年培ってきた人脈や情報網をいかし、歴史に残る美術展を開催してきました。

1951年(昭和26年)、本社と東京国立博物館の主催で「マチス展」を開催しました。第2次世界大戦で長い間、西欧諸国との文化交流が途絶えていた日本人にとって、海外の巨匠の絵画をまとめて鑑賞できる初めての機会でした。

本社と国立西洋美術館が1994年(平成6年)に主催した「バーンズ・コレクション展」では、米国・バーンズ財団が所蔵する作品の中から、「門外不出」とされてきた選りすぐりの印象派絵画80点を展示し、107万人を超える人たちが訪れました。読売新聞創刊140周年を迎えた2014年には、記念事業として「オルセー美術館展 印象派の誕生―描くことの自由―」を国立新美術館で開催、入場者は71万人を超えました。

美術館連絡協議会

美術館連絡協議会(美連協)は、公立美術館の連携強化を目的に、読売新聞社と日本テレビ放送網等が呼びかけ、賛同した35館とともに1982年(昭和57年)に発足しました。現在は、47都道府県にある約150の美術館が加盟、全国的に活動を展開しています。

         

毎年、多くの展覧会を主催しているほか、優れた展覧会やカタログを制作した美術館や学芸員に「美連協大賞」を贈呈、学芸員を海外研修に派遣、美術館の地域活動や学芸員の調査研究を助成するなどの活動を行っています。また、年に4回、機関誌「美連協ニュース」を発行し、加盟美術館の情報を発信しています。

美術館連絡協議会HP

2.スポーツ振興の取り組み

国民的スポーツの開催

読売新聞社は、読売巨人軍とともに、日本のプロ野球の発展を支えてきました。ほかにも東京マラソン、大阪マラソン、さいたま国際マラソン、箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)など、国内トップレベルの競技スポーツを開催し、スポーツの素晴らしさを伝えています。日本で独自の発展を遂げた駅伝競技を初めて開催したのは、読売新聞社です。その歴史は、1917年(大正6年)の「東海道駅伝徒歩競走」の開催にさかのぼります。

東京・大手町をスタートする箱根駅伝の選手たち(2019年1月)
東京・大手町をスタートする箱根駅伝の選手たち(2019年1月)

東京2020オリンピック・パラリンピックオフィシャル新聞パートナー

読売新聞東京本社は2016年1月、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会との間で、「東京2020スポンサーシッププログラム」における「新聞カテゴリー オフィシャルパートナー」契約を締結しました。

2020年に開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下「東京2020大会」)の大会オフィシャルパートナー、リオデジャネイロ2016、平昌2018、東京2020の3大会のオリンピック・パラリンピック日本代表選手団オフィシャルパートナーとして、応援しています。

読売新聞はそれまでも、新聞界で唯一のJOC(公益財団法人日本オリンピック委員会)オフィシャルパートナーとして、アテネ2004大会から日本代表選手団を応援してきました。2016年と2020年の二度の東京大会招致もオフィシャルパートナーとして支え、東京2020大会の開催決定に至りました。

この間、報道機関として読者や社会の信頼に応える公正な報道を続けています。この立場をしっかりと堅持しながら、経験と実績を生かして、東京2020大会がより良い大会になるよう力を尽くします。

「元気、ニッポン!」は、読売新聞が2020年とその先に向けて展開しているプロジェクトです。「次世代育成」「地方創生」「共生社会」の3つを柱に、スポーツなどを通じて日本中を元気にします。東京2020大会のパートナー企業仲間と力を合わせるなどして、トップアスリートと触れ合ったり、親子でスポーツに親しんだり、パラスポーツを体験したりできる、さまざまな企画を全国各地で繰り広げています。

         

市民マラソン・少年スポーツの開催

スポーツ人口の拡大や、健康づくりを目指して、市民マラソンや少年スポーツの振興にも取り組んでいます。市民マラソンでは「つくばマラソン」(茨城県つくば市)、「いわきサンシャインマラソン」(福島県いわき市)、「板橋Cityマラソン」(東京都板橋区)、少年スポーツでは、「JFA 全日本U-12サッカー選手権大会」「全日本中学野球選手権大会ジャイアンツカップ」、「JOCジュニアオリンピックカップ 全国都道府県対抗中学バレーボール大会」、「全日本バレーボール小学生大会」、「全国JOCジュニアオリンピックカップ春季・夏季水泳競技大会」などを開催しています。

世界にはばたくアスリートを見守り、育てようと、2013年からは全国高等学校総合体育大会(インターハイ)の共催に加わりました。

「JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会」で優勝した川崎フロンターレU-12(神奈川)の選手たち
(2018年12月)
「JFA 第42回全日本U-12サッカー選手権大会」で優勝した川崎フロンターレU-12(神奈川)の選手たち (2018年12月)
三重県伊勢市で開かれた全国高校総体開会式(2018年7月)
三重県伊勢市で開かれた全国高校総体開会式(2018年7月)