東京・芝公園でスポーツイベント おもてなしのKIMONOショーも

2020年東京五輪・パラリンピックまで1000日となった10月28日、同大会で追加される競技の体験など、様々なイベントが一堂に会した「ウェルカムTOKYOスポーツパーク2017」が東京都港区で開かれました。読売ジャイアンツによる野球レクチャー、アスリートのトークショーもあり、スポーツの祭典らしい催しが並ぶ中、色鮮やかな着物のショーが目を引きました。いったい、なぜ着物?

ショーのタイトルは、「世界のKIMONOで『お・も・て・な・し』」。開催した一般社団法人「IMAGINE ONEWORLD(イマジン・ワンワールド)」(高倉慶応・代表理事)は、日本の伝統的な着物で五輪の観客をもてなそうと、世界196か国それぞれの国をモチーフにした着物と帯を制作する「KIMONOプロジェクト」を2014年に始めました。今回のショーはそのお披露目の一環で、パナマ、ボリビア、モロッコなど10か国をモチーフにした着物を披露しました。

例えば、パナマの着物には、有名なパナマ運河を表現する大きな船などを大胆にあしらいました。モロッコの着物の柄は砂浜と摩天楼で、帯にはアラベスク模様を施しました。

イマジン・ワンワールドには、着物産業などから百数十の個人・法人が参加しており、その作品は各地の老舗が手描き、手染めしたもので、一着数百万円するとか。すでに在京大使館のイベントなどで披露されているといいます。高倉さんは「プリントではなく、老舗の手作りで文化的、工芸的な価値があるものでおもてなしの気持ちを表したい」と話していました。