古紙 100%循環目指す

 読売新聞東京本社は4月、東京都内の読者宅から回収した新聞古紙を国内製紙会社に直接販売し、資源を100%国内で循環させる「クローズド・ループ」システム(読売エコシェアリング)を始めました。

 現在の新聞用紙は古紙を平均70%配合し、「リサイクルの優等生」と言われています。このシステムは今後各地に広げていきます。

 東京都世田谷区のYC桜新町(星野健一所長)は、チラシで古紙回収を事前に案内した地域の読者宅を月に一度、回収会社の「紙材開発」とともに約4時間かけて巡回訪問しています。

 2020年7月6日午前8時過ぎ、同区用賀では、ひもで十字に縛った古新聞とチラシを読者の自宅前で確認。YCスタッフが紙材開発の担当者に手渡し、手際良くトラックの荷台に積み込んでいきました。

 読売エコシェアリングの最初の協力会社、日本製紙の和田健太郎・原材料本部長代理兼古紙調達部長は「日本の古紙回収に大きな影響を与えるのではないか。紙のリサイクルシステム全体の維持、拡大につなげていきたい」と語っています。