救命事例

日頃のお付き合いで異変に気づく

表彰状を手にする川崎さん
表彰状を手にする川崎さん

読売センター西青梅(東京都青梅市)

川崎友克さん(55)

読売センター(YC)西青梅(原田忠義所長)のスタッフ川崎友克さん(55)が2018年9月末、独居老人の男性読者の異変に気付き、素早い通報で命を救いました。この功績を称えて読売防犯協力会から表彰状が贈られました。
川崎さんによりますと、読者の男性は80歳過ぎですが、几帳面な人で家を空ける時は、必ず連絡を入れてくるということです。9月27日の朝刊を配達すると、25日の夕刊から2日分の新聞が溜まっていました。朝刊配達後、原田所長に異変を伝えると原田所長が市の民生委員に連絡しました。警察立会いのもと家に入ると男性は、脳梗塞で倒れていました。すぐに病院に運ばれて助かりました。
原田所長や川崎さんが男性に異変があると思うようになったのは、これまで新聞代金を販売店まで支払いに来てくれていたのに、この夏から「集金に来てほしい」と要請があったからでした。川崎さんは「集金に行ったらパジャマ姿で体調が良くないのでは」とずっと気にかけていました。
川崎さんは北海道出身。上京して3年前からYC西青梅のスタッフになりました。朝夕刊の配達や集金業務を行い、朝刊は約330軒を担当しています。「実は、一人暮らしの父親も倒れたことがあり、2日後に発見されて助かりました。そんな経験から異変を感じたら2日以内だったら助かると思っていました」と話していました。
原田所長は「広い区域だが、日頃からスタッフには地域密着を呼びかけています。それを覚えてくれていたのはうれしい」と川崎さんの受賞を喜んでいました。