医療・福祉のために

1.医療分野の取り組み

医療ルネサンスフォーラム

「医療ルネサンスフォーラム」は、健康な生活を送るためのヒントや、病気に関する正確な知識を各地にお届けするため、読売新聞東京本社の支社、総支局が専門家や著名人を招いて無料開催している医療セミナーです。読売新聞朝刊の長期連載「医療ルネサンス」(1992年~)の名前を冠し、1996年(平成8年)から開催しています。

正力厚生会

読売新聞社は、読売グループの公益財団法人「正力厚生会」を通じて、日本のがん患者やその家族を支援する事業に取り組んでいます。各種の助成事業に加え、2011年からは医療側と患者側の意見交換の場の形成を目指し、「がん医療フォーラム」を開催しています。

正力厚生会は、読売新聞社主だった正力松太郎(1885年~1969年)の後押しで1943年(昭和18年)に設立され、以前は福祉施設に車イスや補聴器などを寄贈する活動に取り組んでいました。読売新聞社の医療・福祉の分野における社会貢献活動を長年担ってきた、歴史のある法人です。

正力厚生会HP

佐賀県武雄市でのがん患者らの集い(2015年4月)
佐賀県武雄市でのがん患者らの集い(2015年4月)
医療施設での読響ハートフルコンサート (c)読売日本交響楽団
医療施設での読響ハートフルコンサート (c)読売日本交響楽団

がん患者団体への助成

資金難などで活動が制約されているがん患者団体のうち、優れたイベントやプロジェクトを行っている団体を一般公募し、助成金を支給しています。

正力厚生会 がん患者団体への助成

医療機関への助成

がん患者とその家族の生活の質の向上に取り組む医療機関に対し、啓発用小冊子の作成や、がんとの共生などをテーマにしたフォーラムの開催などに助成金を支給しています。

正力厚生会 医療機関への助成

読響ハートフルコンサート

全国のがん診療連携拠点病院などで、読売日本交響楽団の団員による弦楽四重奏の演奏会を開催し、患者や医療従事者にプロの演奏を楽しんでもらっています。2015年3月の山口公演で、全国47都道府県を一巡、現在は二巡目に入っています。

正力厚生会 ハートフルコンサート

読売クリニック

「読売クリニック」は、東京・大手町の読売新聞ビル6階にある診療施設です。1929年(昭和4年)、「国民の体質改造への奉仕」を目的に掲げ、東京・水道橋駅前に「読売診療所」として開設されました。銀座、大手町と場所を変えながら、社員だけでなく、地域の人々に医療サービスを提供してきました。2014年度の読売クリニック受診者のうち、半数以上は読売健康保険組合の加入者以外の方々が占めています。

読売クリニックHP

読売クリニックの受付
読売クリニックの受付

2.福祉分野の取り組み

読売光と愛の事業団

読売新聞社は、読売グループの社会福祉法人「読売光と愛の事業団」を通じて、障害者や災害被災者などを支援する事業に取り組んでいます。2011年の東日本大震災の時には、29億円を超える救援募金が寄せられ、被災者のために活用しました。

読売光と愛の事業団も歴史のある法人です。視覚障害者を支援する「読売光のプレゼント協会」(1961年設立)と、重症心身障害児や施設を支援する「読売愛のプレゼント協会」(69年設立)が1971年(昭和46年)に合併して発足し、読売新聞社の福祉の分野での社会貢献活動を長年担ってきました。

読売光と愛の事業団HP

読売光と愛の事業団のシンボル・キャラクターのヒカル君(左)とアイちゃん
読売光と愛の事業団のシンボル・キャラクターのヒカル君(左)とアイちゃん

読売アイバンク

「読売アイバンク」は、角膜移植でしか視力を回復できない患者のために、移植をあっ旋する事業です。1961年(昭和36年)の設立以来の献眼登録者は累計23万人超にのぼり、6000人以上の患者が光を取り戻しています。

読売光と愛の事業団 読売アイバンク

郡司ひさゑ奨学金

「郡司ひさゑ奨学金」は、1997年(平成9年)に67歳でなくなった東京・渋谷区の郡司ひさゑさんの寄贈遺産を基にした奨学制度です。児童養護施設の入所者が高校卒業後に進学する際、返済義務のない学費の助成を行っています。公募で毎年10人程度を選んでいます。

復興支援大学等奨学金

「復興支援大学等奨学金」は、2011年の東日本大震災で被災し、経済的に進学が困難になった高校生を対象とする奨学制度です(募集は16年度まで)。東北6県に立地する大学などへ進学し、将来は被災地復興に取り組む志をもった生徒に対し、卒業まで最長6年間、毎月5万円(返済不要)を支給しています。

生き生きチャレンジ

「生き生きチャレンジ」は、障害者が働く作業所の事業に資金助成し、障害者の賃金アップを図る事業です。読売巨人軍や大リーグ・ヤンキースなどで活躍した松井秀喜選手の寄付による「松井秀喜ホームラン基金」の事業として始まり、2006年以降、現在の名称に変わりました。

よみうりランド花ハウス、よみうりランドケアセンター

「よみうりランド花ハウス」は、160床全室個室の特別養護老人ホームです。「よみうりランドケアセンター」は、150床全室個室の介護老人保健施設です。両施設とも川崎市多摩区にあります。

特別養護老人ホームの「よみうりランド花ハウス」
特別養護老人ホームの「よみうりランド花ハウス」
介護老人保健施設の「よみうりランドケアセンター」
介護老人保健施設の「よみうりランドケアセンター」

事業所内保育所「よみかきの森保育園」

「よみかきの森保育園」は、東京・大手町の読売新聞ビルにある事業所内保育所です。定員23人(生後57日から就学前まで)、基本保育時間は8時~18時半で、読売新聞社員に限らず、法人契約を結んだ近隣企業の社員の子どもも受け入れています。事業所内保育所の開設は、日本の新聞社では初めてです。東京本社は、ワーク・ライフ・バランス推進の取り組みを評価され、公益財団法人「日本生産性本部」の第8回「ワーク・ライフ・バランス大賞」で優秀賞を受賞しました。

木のぬくもりを感じさせる内装を施した「よみかきの森保育園」
木のぬくもりを感じさせる内装を施した「よみかきの森保育園」