1.働きやすい社会 目指して

SDGs05 ジェンダー平等を実現しよう
「えるぼし」二つ星のマーク
「くるみん」マーク

 読売新聞東京本社と大阪本社は、女性の活躍推進に関する取り組みの実施状況が優良な企業を認定する「えるぼし」、仕事と子育ての両立支援に取り組む企業に交付される「くるみん」を取得。西部本社も「くるみん」を取得しています。育児休業取得を推進しており、2022年度の東京本社の取得率は女性100%、男性37.5%でした。

木のぬくもりを感じさせる内装を施した「よみかきの森保育園」

 また、東京本社は日本の新聞社で初の事業所内保育所「よみかきの森保育園」を2014年に開設。ワーク・ライフ・バランスを考える労使の協議会も開催。こうした取り組みが評価され、公益財団法人「日本生産性本部」の第8回「ワーク・ライフ・バランス大賞」(14年)で優秀賞を受賞しました。

 誰もがやりがいを持ちながら柔軟に働き、成果を出せる――そんな環境を目指しています。

2.The Valuable 500

SDGs10 人や国の不平等をなくそう
読売新聞ビル北通⽤⼝近くに設置された補助⽝⽤トイレ

 読売新聞は、「読売信条」で「個人の尊厳と基本的人権に基づく人間主義をめざす」との指針を掲げています。この理念に基づき、障害を持った方々が生き生きと活躍できる社会の実現を目指し、取材・報道にとどまらず、幅広い活動に取り組んできました。

 障害者の社会進出を後押しする「The Valuable 500」への参加を機に、こうした活動をさらに積極的に推進していきます。

読売新聞東京本社の「The Valuable 500」コミットメントの詳細はこちら

「The Valuable 500」とは

「The Valuable 500」ロゴ

 アイルランドの社会起業家キャロライン・ケイシー氏が、「(障害の有無に関係のない)インクルーシブなビジネスは、インクルーシブな社会を創る」との考えのもと、2019年1月の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で提唱し、世界的な運動としてスタートしました。

 国連のSDGsとも深い関係にあり、障害者が社会やビジネスにもたらす潜在的な価値を発揮できるように、ビジネスリーダーが自社の事業をインクルーシブにする改革を起こすことを目的としています。

 世界で500社の最高経営責任者(CEO)の賛同を得ることを目指しており、日本では2023年12月現在、読売新聞東京本社を含む53社が参加しています。