京都北西の地にある高雄山神護寺。空海が初めて灌頂を行った真言密教のはじまりの場所として知られ、その後も鎌倉時代には後醍醐天皇や源頼朝の厚い保護を受けるなど繁栄してきました。本展では、1200年以上も門外不出であった平安初期彫刻の傑作である本尊の国宝「薬師如来立像」や、密教世界を表す曼荼羅(まんだら)の原点ともいうべき国宝「両界曼荼羅(高雄曼荼羅)」をはじめ国宝「伝源頼朝像」など寺宝が一挙公開されます。
会期:2024年7月17日(水)~9月8日(日) ※本展は終了しました。
※会期中展示替えあり
会場:東京国立博物館 平成館