読売新聞東京本社、読売巨人軍、よみうりランドの3社と稲城市は24日、よみうりランド遊園地の隣接エリアで計画している「TOKYO GIANTS TOWN」(東京ジャイアンツタウン)構想を中心とした、地域の活性化や魅力あるまちづくりに協力して取り組んでいくための包括連携協定を締結しましたので、お知らせします。
協定には4者が持つ資源を活用しながら、まちづくりや教育・文化・スポーツ振興に協力して取り組むことで、地域の魅力向上につなげていくことなどが盛り込まれています。東京ジャイアンツタウンは、中核となる国内初の水族館一体型の新球場で、かつての「多摩川グラウンド」のように選手が練習する様子を自由に見学できるようにするほか、試合や練習のない日には、場内を一周できるコンコースや芝生の外野席を開放して、地域の憩いの場にしていきたいと考えています。サブグラウンドも保育園や幼稚園の散歩コースや運動会、地域の祭りなどに開放し、コミュニティー形成や交流の場にしていきます。また、水族館は、地元多摩川の生態系など地域の自然や命、SDGsについて考える、学びの場にもなる予定です。
稲城市地域振興プラザで行われた締結式には、稲城市の髙橋勝浩市長のほか、読売新聞東京本社代表取締役社長の村岡彰敏、読売巨人軍代表取締役社長の今村司、よみうりランド代表取締役社長の溝口烈が出席し、協定書に署名しました。村岡社長は「東京ジャイアンツタウンが稲城市をはじめ、近隣のみなさまに親しまれ、長く愛着を持っていただける街に育ってほしい」とあいさつ。今村社長は「この街にジャイアンツがいる、エンターテインメントの基地があると稲城市の方に誇りに思ってもらうことを目標にしたい」と述べ、溝口社長も「遊園地や植物園、温浴施設など、よみうりランドが持つレジャー施設が一体となって、東京ジャイアンツタウンを盛り上げ、自然とスポーツ、エンターテインメントが融合したまちづくりに貢献していきたい」と語りました。
髙橋市長は「ここに住んでよかったと思える、外からもたくさんのお客さんが来られて1日楽しめる街にしていくためにも、4者の包括連携協定を成功に結び付けたい」と期待を寄せました。
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